妊娠中の脇の黒ずみと産後の脇の黒ずみ

妊娠中は身体に様々な変化が起こりますが、肌の黒ずみもその一つです。
妊娠するとホルモンバランスが変化します。妊娠20週くらいから、黄体ホルモンと
卵胞ホルモンという二つの女性ホルモンの分泌が急激に増加していきます。

 

そしてこれらのホルモンは、メラニンを刺激しメラニン色素が増えるのです。
これにより、色素沈着が起こりやすくなり、黒ずみやシミなどの原因となります。

 

特に脇や乳首などはメラニン色素が多いため、黒ずみしやすい部分です。

 

妊娠中や産後に脇の黒ずみに悩む方は多くいますが、脱毛などが
影響している場合もあります。脇の肌はデリケートで刺激に弱いので、
カミソリなどでムダ毛を処理する際の刺激により肌の防御作用として
メラニンが増えてしまうこともあるのです。

 

また、妊娠中や産後は肌がとても敏感になり乾燥状態になります。

 

その乾燥による脇の黒ずみもあります。乾燥すると、角質が厚くなって
肌のターンオーバーが正常に機能しなくなります。

 

このように、ホルモンバランスの崩れ、ムダ毛処理の刺激、乾燥など、
妊娠中や産後はそれまでよりも、黒ずみができる体内のメラニンの
分泌が活発になる原因があるということです。そのため、きちんとした
ケアでお手入れをすることを心掛けることが大切です。

 

まず、ホルモンバランスを整えるために葉酸などの栄養素を積極的に摂る、
ムダ毛処理などの時には刺激がより少ない方法で行うこと、保湿を心掛け、
肌が敏感になっている妊婦に適した低刺激の保湿クリームなどで乾燥しない
状態を作ること、抗酸化作用と肌の新陳代謝を整えるビタミンEを摂ること
などが身近で行えるケアです。

 

そして、新陳代謝を促すために、十分な睡眠と適度な運動をすることも有効です。

 

無理をしない程度のウォーキングなどは、気持ちの面でもリラックス効果があって
良いと言えます。

 

妊娠中や産後は女性ホルモンの活性化で黒ずみができてしまうのは自然なことです。

 

できる範囲でケアをすることは大切ですが、気にしすぎてストレスにならないように
することも大切です。産後しばらくすると落ち着いてくるので、その時にまた集中
ケアをする方法もあります。